リトル・ミス・サンシャインのsgrのネタバレレビュー・内容・結末

家族の末っ子が運良くミスコンに参加できることになり、家族揃って1台のバスに乗ってアメリカを旅するドタバタロードムービー。

家族全員が個性的で、失敗ばかりな人間。道中もさまざまなトラブルが起きるが、どれも笑えるような内容。
クラッチが壊れて、みんなで車を押してエンジンをかけるのはこの映画を象徴するシーン。ガソリンスタンドでオリーヴが飛び乗るところはアクション映画さながら。笑
下品なおじいちゃんは嫌われ者っぽい雰囲気だが、娘には『政治の話だ』と誤魔化したり、不安なときは励ましたりと常に娘のそばにいて優しい。だからこそ亡くなったシーンは悲しかったし、ラストのダンスはほっこりした。

失敗よりも挑戦することに意味があると思わせてくれる映画。