いめーじ

ハンニバル・ライジングのいめーじのレビュー・感想・評価

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)
3.3
皆さんご存知のダークヒーロー(笑)
ハンニバル・レクターの過去を描いた映画。

いきなり戦争シーンから始まって映画を間違えたのかと思った。
幼い頃に両親は戦争で死に、そして謎の集団に妹を喰い殺されて復讐の鬼となる。
成長した青年時代はイケメン。
どうしたら『羊たちの沈黙』時のような体型になるんだ。
色々あって日本人美女(キャストは中国人)に住まわせてもらい、剣道を通じて戦闘能力を身に付け、復讐を果たしていくのでした。殺害方法エグくて良かった。

こういう話を観るとレクター博士に人間味が出てきて寂しいような気がするけど過去を知れて嬉しくもある。
ただ人肉を食べるまでが少し足りない気がする。「もう食べるのかよ」的な感じで事が起こりますし、復讐が終わったら他の人を食べる意味はかなり薄いと思うんですよね~。
元々カニバリズム大好きになる才能を持っていたってことなんですかね。

甲冑の仮面を着けるシーンは、着けさせたかっただけにしか思えない。

レクターシリーズ関係なく、この映画単体でも楽しめるような作りに感じた。