恋多き女の作品情報・感想・評価

「恋多き女」に投稿された感想・評価

あきれるほどうるさい。
狂気を感じる。
Shirota

Shirotaの感想・評価

3.0
7月14日の革命記念日に沸くベル・エポックのパリを舞台に、美しい未亡人の公爵夫人エレナ(イングリッド・バーグマン)と、3人の男たち、富豪の婚約者、アラン伯爵(メル・ファーラー)、ロラン将軍(ジャン・マレー)が恋愛遊戯を繰り広げる姿と同時に揺らぐフランス🇫🇷の国家体制を描く喜劇。


イングリッド・バーグマンは薹が立っちゃってはいるけれど、数多の男たちをメロメロにするだけの魅力はまだ有り余っているほどキレイだった。

また、テクニカラーによる鮮やかで華やかな色彩が、豪華なお屋敷の調度品の数々や、とりわけバーグマンのドレスをとても素敵に映し出し、うっとり見惚れてしまう。

監督ジャン・ルノワールの父、印象派画家のピエール・オーギュスト・ルノワールの代表作『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』がそのまま動き出したかのような、華やかで陽気な恋愛好きなパリの人々と、旅芸人の歌姫が、このドタバタロマンティックコメディを盛り上げてくれる。

本当に絵画のように美しい映画。
T兵衞

T兵衞の感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ルノワールお得意の上流階級の色恋交えたドタバタ喜劇
予算やキャストの都合なのか必要なカットが足りないのが気になる。ワチャワチャし過ぎて話がよく分からん。
恋や政治などあらゆる理由から男たちが奔放な公女(イングリッド・バーグマン)に引き寄せられるジャン・ルノワール監督のロマンスコメディ。

色鮮やかで世界で上流階級が惚れた腫れたでドタバタするいつものルノワール作品。
夫と子供を置いて『無防備都市』のロベルト・ロッセリーニ監督と不倫に走ったバーグマンが恋に奔放な女性を演じるとは、ナイスキャスティングなのか、監督一流の皮肉か。
あらゆる思惑が絡まった複雑なストーリーにもかかわらず、キャラが全員大騒ぎしているうえ、あまり説明もないので追いつくのにひと苦労。男たちのそれぞれの恋模様が一本の織を成すかと思いきや、かなり乱暴にぶん投げてラストを迎えてしまっている。
バーグマンは美人だし役者としても大好きだが、40歳を迎えた女性にお花を持って遊びまわらせる役を演じさせるのはさすがにどうかと思う。
ノワールがこの前に監督した『フレンチ・カンカン』がかなり傑作だっただけに、この急降下ぶりには当惑してしまう。
ぽち

ぽちの感想・評価

2.4
どうもこのドタバタで出鱈目な喜劇がルノワール監督のカラーらしいのだが、個人的には好きになれない作風だった。

まずキャラがつかめないしまったく魅力が無い。
あの美しいバーグマンを使いながら、これだけ魅力ない人物像と言うのはなんと勿体無いことか・・

ストーリーはこの手のコメディではこの程度でもしょうがないが、他のキャラもブレまくりで勿論感情移入などまったく出来ない。
最大の見所のバーグマンの美貌も良かったのは最初のショットぐらいで、後はイマイチ。常に流れている金管を主体にした音楽も邪魔なだけだ。
nagashing

nagashingの感想・評価

3.0
扉を利用したドタバタ追いかけっこの錯綜に、鮮やかで華やかな衣装と色づかい。『ゲームの規則』と『フレンチ・カンカン』のいいトコどりといった趣きだが、不思議とあまりおもしろくならない。過剰な物量が躁的に躍動する祝祭的時空間のなかにあって、次々と男を出世へ導くことに無私の情熱を捧げるバーグマンの異常な女神性になにか虚無的なものを感じてしまう。最高にバカバカしくてほほえましい終盤の展開は、国民性の自己擁護としてはかなりクレバー。

こんだけ高貴な世界観の中でも思いっきりドタバタコメディだった。その中でも気品を失わないバーグマン…麗しい…
人も内容もごっちゃごっちゃしてて、どんな話なのかまっったくわからないまま終わってしまった😂

でも全編こんなに人がいっぱいいる映画も珍しいと思います笑
でもただの喧騒ではなく、大晦日みたいに華やか✨
フランスのみんなが生き生きしていました☺

イングリッドバーグマンさんの衣装も素敵です💎
Sari

Sariの感想・評価

3.3
2018/12/07 シネフィルWOWOW

初ジャン・ルノワール。
とても色鮮やかで美しい映像。
'50年代という時代、大半はまだモノクロ映像が多い中、これは凄いと思った。そして舞台セットや衣装の豪華さが素晴らしい。
物語はドタバタのラブコメ。
登場人物が多すぎて、ごちゃごちゃした印象で 内容があまり入って来なかった。
イングリッド・バーグマンの身体にピッタリしたドレス、曲線が美しかった。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

1.0
ジャン・ルノワール監督のドタバタ・コメディ。
演出や脚本、役者達の大袈裟な芝居など全てが古臭く、豪華な美術と衣装を眺めているだけで100分近い上映時間はさすがに耐えられない。
主演のバーグマンは相変わらず綺麗とはいえ、この頃は既に40歳。『汚名』や『ストロンボリ』の頃の世離れした美しさも、さすがにピークが過ぎたという印象。
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