みぞ

横道世之介のみぞのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
5.0
この映画を観て、一番考えさせられたのは、「人と人との繋がりについて」です。
この映画は、大きくわけて4人の登場人物(倉持、加藤、千春さん、祥子ちゃん)の回想シーンで成り立ってます。

そしてそれぞれが、世之介と関わっていた期間は長く無く、おそらく祥子ちゃんですら約一年間ぐらいでしょう。
それなのにそれぞれが、世之介と連絡取らなくなって10年以上たった今になって、ふとした瞬間に世之介のことを思い出します。

なぜか。

それはきっと、世之介との時間が濃く、世之介のことが好きだったからだと思います。

では、世之介のどんなとこが好きだったのか。

それは分かりません。
世之介が飾らない人間だからかもしれないし、ちょっと変わったヤツだからかもしれません。
おそらくそこは論点ではないはず。

僕はこの映画を観て、「自分にとっての世之介は誰なのか」「自分は誰かの世之介になり得るか」について問いました。
そして、「自分も誰かにとっての世之介でありたい」と強く願うようにもなりました。

果たして僕は、誰かにとっての世之介になれるのでしょうか。