うるり

横道世之介のうるりのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
-
横道世之介、正直ナメてた。
微妙に長いし、大丈夫かな?で見始めたら止まらなかった。笑えるかと言われたら、そうでもなく、泣けるわけでもなく、さらっと流れてく感じが横道世之介そのもので、とても心地よかった。

横道世之介は主人公なのに主人公じゃないみたい。特徴があるようでない。そもそもあんなカッコよくない高良くん見たことないし。笑
だけどそこが良くって!
物語は昭和の時代、横道世之介が長崎から上京してきたところから始まって、それを軸に数年後、横道世之介に関わった人たちがふとした瞬間に彼を思い出して懐かしくなるという…
主人公は横道世之介をとりまいていた空気。みたいな。そして映画のジャンルも横道世之介…みたいな。そんな作品だった。
横道世之介ノスタルジー。
うるり

うるり