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横道世之介のngsmのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
5.0
見るの3回目で、見るたびに好きになっている。
思わず、これから先の人生でこれより好きな映画が出てくることはないかもって思ってしまう。

賛否両論ある作品だけど、綾野剛の劇中のセリフっぽく言うと、この映画を知ってるってことでなんか得した気分になることはあると思うので一見の価値はあるし、見てどう感じたか話し合いたい作品。

一つ一つの会話や仕草(吉高由里子の食べる仕草、お絵描き、カーテンに隠れる仕草、高良くんが池松くんのアパートであわあわする感じ、2人の名前の呼び合い、故郷の夜の散歩からの海でのやり取り、ホワイトクリスマスのアパートでのやり取り等々あげだしたらキリがない)が多幸感に満ちてて胸がいっぱいになる。

また、単なるノスタルジーに終始するのではなく、「過去」を振り返ることが「現在」を生きる活力になるんだということも示していて素敵

「生きてる幸せを見ることができるのは、そこから遠く離れた人だけなのかもしれません。幸せの真っ最中の本人はきっと気づくことさえないのです」っていうフレーズを思い出させる傑作