ユキ

100,000年後の安全のユキのレビュー・感想・評価

100,000年後の安全(2009年製作の映画)
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10万年先で人類(もしくはいまの人間の子孫)が地球に生息してる体で話が進むので、そう思わないわたしにはSFみたいな映画だった。

人間って簡略化すると他の大抵の生き物と一緒で管みたいな造りしてるのに、どうして人間だけ言語に関して発達しまくったのでしょう。
人間は(何でかわからないけど)新しく言葉を作れるし、言葉の間違いを正すこともできるし、そもそも生まれつき言語の能力を持ってるのだそうで。
これは言語学者のノームチョムスキーが提唱してることなんですけど。
そんな言語の謎がまだ沢山あるというのにどうして10万年先の伝達用法がわかるでしょう。
やっぱりこの映画の狙いはプロジェクトの正解を出すことじゃなくて、現状と向き合いなさいというか、国のトップは理想を語る前に地に足つけなさい、みたいなところにあるのかなあと思いました。
核については自分は無知に等しいので下手なこと言わず黙ります。



なんか下手なホラーより後味がアレなので、見終わったあとちょびっツのop聴いてお口直しした。
ユキ

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