みきてー

太陽の果てに青春をのみきてーのレビュー・感想・評価

太陽の果てに青春を(1970年製作の映画)
1.8
レビューが全然無いなかで酷評するのも気が引けるのですが、まぁ出来のよくないニューシネマぽい西部劇でした。これを鑑みると同じニューシネマ風でも「明日に処刑を…」てめっちゃくちゃ良作だったな。

導入はおおっ!と惹きつけられたんですよ。「THE END」の文字から始まり、実在のならず者ネッドケリーの絞首シーンが描かれる。そしてそこに至るまでの物語が紡がれていく…と説明されると結構面白そうじゃないですか。ただもうそこからずっとグタグタやってて退屈なアクションばっかりです。早送りしたい衝動が抑えられなかった。

唯一良いな思ったのはよくある西部劇風にナッシュビルカントリー風の曲が挿入される所なんですが、曲(歌詞で状況説明)→よくわからん会話シーン→曲(歌詞で状況説明)がひたすら繰り返されるという天丼しまくりなプロット。また歌で足りないところ説明かよ…と段々萎えてきます。しかもよく考えたらこれオーストラリアの人物の話だし。なんでアメリカンカントリーやねんと。

ミックジャガー主演ということでストーンズファンなら見てもいいかもしれませんが、演技の下手さに幻滅する可能性もあります!
みきてー

みきてー