レビュー読んで、「あれあれ?」と思ったけど、序盤から山崎まさよしが格好良すぎだし、穏やかに進む空気、お互いを想い合う二人、全て愛おしい作品だった。
突然雨の中を走り出したヒバナを必死で追いかけ、花火が自身の洋服で必死に拭いてあげる場面。どうですか、これ。私が観たかった愛はこういうのだ!!と確信した。好きです。
ストーリーの意外性など、この作品にはいらない。だから、彼女の正体がどうだったかはさほど重要ではないと思う。
最後の歌い、踊る場面では不思議と嗚咽するほど泣いた。これまであの曲は『秒速5センチメートル』のイメージが強かったけど、今後はこの曲を思い出してしんみりするんだな……。
ピアノを弾くヒバナの後ろから花火が来たシーンは正直「ゴーストかいな」と思ったけど。そういや、私『ゴースト』観たことなかったわ。