【恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ】
第24弾!
冒頭のこの音楽は…!?
軽快に響くスコット・ジョプリンの『ジ・エンターテイナー』。
なんで知ってるのかわからないけど知ってる!
きっとみんな知ってる!
1936年のイリノイ州のジョリエット。詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)とルーサーは、いつもの手口である男から大金を騙し取る。しかしそれは違法賭博の売上金で、大物ギャングのドイル・ロネガンから恨みを買った為にルーサーは殺害されてしまう。フッカーはシカゴに向かい、伝説の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)にロネガンへの復讐の為、協力を仰ぐ。フッカーとゴンドーフによる一世一代の大勝負が始まる。
序盤の騙しのテクニックに一気に心を掴まれてからは、物語に惹き込まれっぱなし!
若きロバート・レッドフォードはブラッド・ピットに似ていると思っていたけどアーミー・ハマーにも似ているなぁ。
そして、ポール・ニューマン!!
恥ずかしながら初めてお目にかかります!!
な ん だ こ の 男 前 は ! ?
美しい青い瞳。カッコ良すぎる!!
調べ漁っていて知ったけど「カーズ」でも声優として出演していたそうな。割と最近!
男前詐欺師2人組が、華麗なるトリックで大物ギャングをハメる痛快エンターテイメント!!
詐欺師の事を「シゴト師」って言うのいいな。好きだな。
華麗なる…と謳いながらも、警察、FBIまでがフッカーを追い詰める為、予期せぬ事も起こって、物語は思わぬ方向へ。
どうなるこの復讐劇!?
…って騙されたーーー!!!!
お見事です。
山田くん、座布団あげて!!
嗚呼、気持ちいい!!
気持ち良く騙されて気持ちいい!!
章立てされて進むストーリーラインはわかりやすく、幕間の合間のイラストもお洒落。
スタイリッシュな詐欺師いやシゴト師が仕掛ける罠に、観客もハマって楽しめる。アカデミー賞7冠も納得の名作。
なになに?
このお二人が主演で同じジョージ・ロイ・ヒル監督作品が「明日に向かって撃て」だって!?
ぬぉーーーー!!
そっちも観なくては!!
あ、そういや、うちの母が最近オレオレ詐欺に引っかかりそうになりました。正確には「みかん送る詐欺」。
トゥルルル、トゥルルル…
「オレオレ〜、みかん送るわ」と言われたらしくて。
兄の声か僕の声か判断に迷った様ですが、「あんた誰!?」としきりに聞いていたそうです。一応警戒。
向こうは送るからと住所を聞こうとしましたが、僕も兄も実家から近くに住んでいるので「悪いからいいわ、今度持ってきて」と断った母。
その後、みかんはいつもらえるのかと兄と僕に督促してきた段階で詐欺発覚。
世の中の詐欺師はこの映画を観て、ターゲットは年金暮らしのお年寄りじゃなく、金持ちを狙う事を学んで頂きたいものです。