ぺっこり180度

スティングのぺっこり180度のレビュー・感想・評価

スティング(1973年製作の映画)
4.0
1973年に公開された
1936年を舞台とした映画を
2020年に鑑賞。

2020年に観ると
1973年の映画ということで第一段階の懐かしさを味わうとともに
第二段階としてそこに描かれた1936年の懐かしさも探すという
何とも若干ふわふわした感じはあった。
更に!もっと圧倒的なふわふわ感が「ある事」により発生するが、
それは後述。

評価が高いのも納得の
テンポの良さ、スマートさ、軽妙さにワクワク。
ファッションや主要な役者さんの身のこなしなどが洒脱。
よく考えたら詐欺師、犯罪集団を扱っているんで
おしゃれとか言っちゃっていいのか?と、少々冷静になりつつ
まあ、それを楽しめるのが映画の良い所。

そして噂通りラスト近辺のどんでん返しは、とても気持ちいい。

しかし!
何よりも!
2020年の私には
ジョニー・フッカー役のロバート・レッドフォードが
1990年代のブラッド・ピットに見え、
何度も「あれ?今のブラピ何か顔が違う…いやいやブラピじゃねーし」
を繰り返し、
「で、何だっけ、1970年代?1990年代?あれ?」
と、とにかく落ち着かなかった。
似すぎだ!

というわけで、もうちょっと落ち着いてみるためにいつか再鑑賞したい。