アンタレス

ゾンビーノのアンタレスのレビュー・感想・評価

ゾンビーノ(2006年製作の映画)
3.5
ゾムコン社。ゾンビたちを沈静化させる首輪を開発し、ゾンビが人間に仕える、という構図を確立させた大企業である。ティミーの家でもゾンビを飼い始め、「ファイド」と名付けた。ティミーは、虐められていたところをファイドに助けられ、それを機にファイドと友情を結び始める。

ゾンビ映画にありがちな殺伐とした雰囲気ではなく、全体的に緩い気持ちで鑑賞できる。
通常、大発生したゾンビから主人公たちが生き延びる、というのがゾンビ映画のテンプレだと思われるが、この作品はその後を描いている。「ウォーム・ボディーズ」や「ショーン・オブ・ザ・デッド」に見られるようなゾンビと人間が共に暮らすという構図は、斬新でありながら、新たなゾンビ映画の王道になりうる可能性を秘めていると感じる。
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