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13日の金曜日PART2のRのレビュー・感想・評価

13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)
3.6
冒頭、前作の後半パーツのおさらいから始まります。主人公だった女の子が前作のサマリー悪夢を見てて、ああーこんな話だったなぁ、と確認できるのは結構いいですね。音楽がサイコみたいやし、内容も逆サイコみたいで、すごい影響を受けてるなぁと再確認しながらおさらいしたあと、目覚めた彼女がシャワー浴びるシーンはこれまたサイコのオマージュ。シャワー後突然のネコには驚いたけどそのあとの惨殺は特に何も感じず…。ただ、どこからともなく聞こえてきた物音の出どころを探して歩く人物を、画面に大きめに映して表情だけ見せ、その周りの風景を全く見せないという演出は、見えない恐怖と閉塞感でなかなか怖い。で、そっから2としての本題が。とはいえ、例のレイクサイドでセックスのことしか考えてないちゃらちゃらした若者が順番に殺されていくってだけやねんけど。何がいいって、スター性がないため現実的なレベルのイケメンや美女が、いい感じに肌けて、セックスのことばっか考えて、さ、これから気持ちいいサックスを愉しむわよみたいなモードになってるのが、なかなかセクシーであるということ。エッチの準備に香水振りかけすぎて、パンティの中にまでシュッとしてるのには笑った。そいつらが皆、当時はホッケーマスクでなく布袋をかぶった、超人的でないふつうのおっさん仕様のジェイソンに、次々と殺されていく楽しさ。逆さま宙吊りで首ザックリ、セックス後のカップルを串刺し、なども良いのですが、車椅子の兄ちゃんの顔面をナタでザックと行くシーンが特によかったね。そのあと階段をガタガタと転がり落ちていく様子が可愛かった。殺戮からシーンが変わるとき、画面が暗転する代わりに真っ白にピカッと光るのもよかったし、結構映像もカッコよくて、こんなに低評価なのがちょっと不思議。まぁ内容がなさすぎるからか笑 でもそもそもB級ホラーなんやからこれはこれで全然楽しかったけどなー。最後窓バーーーンはマジびびった!笑った!
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