ハサミの手を持つ人造人間のエドワードが、人間の娘に生まれてはじめての恋をする話。
30年前の映画なんだなー。
登場人物のファッションや髪型なんかは、流石に時代を感じたけど、爽やかなパステルカラーの住宅街や車と、その奥に佇む古城のビジュアルにティムバートンらしさが溢れていて、スッと世界に入り込んでいけた。
やっぱりこの人のセンスは天才的だと思う。
氷細工の削りカス(?)が雪になるなんて、なんともロマンチックで美しい。
肝心のストーリーは、クリスマス映画の定番に名を連ねているのが不思議なくらいドロドロで悲しいけど、寓話としての完成度は高いと思う。