めちゃくちゃ自由すぎる牧瀬里穂が一生はしゃいでるだけの映画。
しかし、牧瀬里穂は死んでいるっていうあたりがヤバいよね。さすが相米慎二。
というかそもそもこれ、いわゆるアイドル映画だよね?でありながら、事故死した売り出し中のキャンペーンガールが何やかんやで幽霊となって現世に戻り、芸能界から脱した開放感を楽しみながらバイトするって頭おかしいやろ。
基本的には牧瀬里穂が遊び回る様を楽しむのだが、自分がこの世のものではないことを改めて自覚した牧瀬が屋上で中井貴一と影踏みするシーンなんか泣きそうになる。切ない。
店でハンバーガー作るのを延々と見せる長回しとか、ハムスターを鉄道模型に乗せて遊ぶ鶴瓶やそこに突然ロボットになって現れて日本刀片手に大暴れする牧瀬里穂とかマジ楽しい。バッカじゃねえの!