「東京上空いらっしゃいませ」に投稿された感想・レビュー

ユタ
ユタの感想・レビュー
2016/12/19
3.9

このレビューはネタバレを含みます

不慮の事故で亡くなった新人モデルが地上に舞い戻る話。

チープさや不完全さ、いびつさも丸ごと愛してしまいたくなるような作品。

牧瀬里穂が死を目前にして初めて生を実感し、キラキラと輝き出す。未完成でいびつだけど唯一無二の存在感がある。


あとやっぱり「帰れない二人」が良い。

結婚式の二次会が開かれているライブハウス。新郎新婦、参列者を前にして歌われる「帰れない二人」。
ひとしきり盛り上がったあと、新郎新婦と参列者たちは舟へ乗りいなくなってしまう。
ユウにも約束されていたはずの将来との、人生との決別が悲しくも美しい。

世界に取り残された二人に与えられたわずかな時間が
ずっと続けば良いのにと願わずにいられなかった。


”もう星は帰ろうとしている 帰れない二人を残して”。
ゆみこ
ゆみこの感想・レビュー
1時間
3.3
『台風クラブ』に続き、相米慎二監督2作目。
この監督の撮る女の子好きだ。明るさと危うさを兼ね備えてるというか。

予備知識無しで、タイトルに惹かれて鑑賞。
『東京上空いらっしゃいませ』。途中でなるほど、と納得。

牧瀬里穂と鶴瓶の掛け合い、牧瀬里穂と中井貴一の掛け合いがテンポが良く、気持ちよかった。

あと、陽水の『帰れない二人』がこれでもか、というほど流れてたのが印象的。いろんなバージョン、アレンジで。
中井貴一のトロンボーンをバックに牧瀬里穂が歌う場面はどこか切なくて良かったが、歌声が明らかな吹替で少し萎えた。
マツダ
マツダの感想・レビュー
2日
-
長回しの中で牧瀬里穂が躍動
船の上で語るとこ良い

相米監督平手ちゃんで映画撮ってほしかった…
けん
けんの感想・レビュー
2017/05/12
4.0
記録
たかっしー
たかっしーの感想・レビュー
2017/05/06
4.4
牧瀬里穂可愛すぎ。中井貴一変わらなすぎ。鶴瓶が前から映画出てたの知らなかった…(だからディア・ドクターもうまかったのか)。
何回かヤバ目のショットあったんだが、やっぱり舟の上での花火越しの薔薇をバラバラやってるとこは秀逸。あと牧瀬里穂が踊るワンカット、切なすぎ。相米慎二なんで今いないの…
yuka
yukaの感想・レビュー
2017/05/03
3.7
岡本喜八の回はあんまり人がいなかったのに相米慎二になるとこんなに人が来るのか、とブランド力を実感

役者陣の演技と主題歌の煩さが鼻につき、全く乗れないまま終わってしまった
ako
akoの感想・レビュー
2017/05/02
-

このレビューはネタバレを含みます

ゴールデンウィークは自宅で映画鑑賞しよう、と、前々から気になってた「東京上空いらっしゃいませ」をVHSでレンタルしたら、ネット情報で、神保町シアターでスクリーン上映&満席続きだったことを知って、まあちょうどいいタイミングでレンタルできたからいいかなあとVHSで鑑賞。

映画の始まりから薄々、そして中盤で確信、ラストで、私の頭の中は、なんで私はスクリーンで観なかったんだー!とはっきり後悔していました。

もうしばらくスクリーンで上映しないみたいだし、とか、スクリーン上映がっつり見逃したし、とかなら悔しくもないのですが、なんでこのタイミング……、と、情弱な自分を責めつつ、映画はとても面白かったです。

若くてやりたいこともたくさんある女の子が、キャンペーンのアイドルになって、不自由どころか酷い環境におかれるのだけど、そこから逃げようとした時に事故で亡くなってしまうのです。

そして、天国のようなところで神様のような人と、交渉というか騙したりして、自分の見た目のまま、この世に戻ってくるのですが、自分の死を知ってる人に会ったら、もうこの世にはいられなくなるというルールも設けられるのです。

だから、大切な人に会えないし、誤解もとけないし、復讐もできないので、観てる側としては結構もどかしくなるのですが、このアイドルは、自分の人生の方向性かえましたー、普通の女の子として生きることにしましたー、というくらいの軽さで、戻ってきてからのこの世を楽しむのです。

このストーリーといい映像といい、妙な安っぽさと、変すぎる感じが同居してるのだけど、それがまたコミカルで良かったです。

カメラには写らないから、自分が本当は死者であることを自覚するしかなくて、でもアイドル時代の不自由さを取り戻すように、せっかくだから楽しもうとする姿はほんと生き生きとしていて、その浮き世離れ感に笑えたりもするけど、やっぱり切ないのはこのアイドルが死者だとわかっているからで、ラストにかけて、現実感がないくらい幸せで美しいシーンを観ながら、この設定だから、この世がこんなに天国のように見えるのかもしれないなあ、と、思ったりしました。
oekoju
oekojuの感想・レビュー
2017/04/30
-
「今の自分がいい。」
死んではじめて自分になれた気がする切なさ。
人形から人間へ。

縦横無尽の相米カメラにロックオンされた牧瀬里穂が歌ったり踊ったりひっくり返ったりハンバーガー作ったりする。

リフレインする「帰れない二人」。トロンボーン中井貴一と歌う明るいアレンジが逆にしみた。
鶴瓶専務はバブルである。
ssmtmt
ssmtmtの感想・レビュー
2017/04/29
5.0
オールタイムベスト!
幸福すぎる長回しはキラーショットの連続でクラクラします。

全編を通してユウ(牧瀬里穂)の可愛いが溢れています。(NIGOの嫁…)
キラキラの可愛いさにやられた直後、ユウが既に死んでる事実を思い出す。可愛い×儚さの威力たるや無限の煌めきなのです。

この作品を観ると映画がファンタジーやらなくてどうする!と言う気さえしてくる。
Morse
Morseの感想・レビュー
2017/04/28
3.8

このレビューはネタバレを含みます

再生と罪滅ぼしに似た愛情と、ストーリーは分かりやすくてコミカル。なにより牧瀬里穂が本当にかわいい。地上に舞い戻ってから割と白い服を着てることが多くてまるで天使。「私は今がいい」ってハツラツとした表情、元気に振る舞えば振る舞うほど胸が痛くなる。生前彼女を取り巻いてたオッサンたちがまぁ汚く描かれてるから、白雪は竹に刺されればいいと思った(刺さってたら話変わってくるけども)。鶴瓶がこの映画の中では悪魔であり天使なんだよね。うまい。あと、ロケ場所にあるものや美術をうまく使ってて、高低差や奥行きを使った撮り方が効いててよかった。
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