いの

ワイルド・ワイルド・ウエストのいののレビュー・感想・評価

3.5


期待しないで映画を観るっていいね!
すんごい気がらく!


この映画を観ようと思った理由はひとつ!
「鉄の馬型蒸気機関車」がどんなものか観たかったから

って、そんなのあった?
今か今かと待ち構えていたけど、
馬型蒸気機関車、どこにもあらへん!
数々の面白い発明品が登場したけど、
馬型蒸気機関車、どこにもなかった(と思う)!
ボーッとしていてアタシが見逃したのかも。
残・念!
でもまあ、蜘蛛型の歩く機械も見られたし、
サルマ・ハエックのキレイな半ケツも拝めたし、
なんとなくマカロニテイストだったし、
まあいいかっ!




*内田樹の『寝ながら学べる構造主義』を再読し終わった。その本のなかで、フーコーの発想の例えとして、この映画の話が出てきました。(p85-p86)
蒸気機関車は、「ああいうかたち」をしていると、私たちは少しも疑わないけど、最初に蒸気機関を輸送手段に応用するとき、多くの技術者がまず考えたのは、「馬のように地面を蹴って前進する機関」だったはず。だから、スティーブンソンが「車輪それ自体が自転する」機関車を構想したのは、「コロンブスの卵」的な発想の転換だったとのこと。

という例え話から、フーコーの根源的な問いの話に入っていきました。私は構造主義を、読んだあとにも理解できていないけど、たとえ話のいくつかは、よくわかった気がしました。そんなこんなで、馬のように地面を蹴って走る機関車を観てみたかったんだよな。登場してたのに見逃してたとしたら、あるいはソレと気づいてなかったとしたら、もう自己嫌悪!アホだアタシは。
でもひょっとしたら内田センセイが、蜘蛛型蒸気機関車を、馬型蒸気機関車だと勘違いした可能性もなきにしもあらず。(と、内田センセイの所為にしてみる)