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呪怨 白い老女のNAOKIのレビュー・感想・評価

呪怨 白い老女(2009年製作の映画)
3.6
昔…ホラー映画苦手でした😁特にJ・ホラー💦
若き日…夜中にひとり鼻唄なんか歌いながらレンタルビデオをセット…胸のすくアクション映画が始まる前の予告集でJ・ホラーの予告とかがいきなり始まる訳…😁💦
「うわぁ💦ざけんなよ」
リモコンを取るけど霊の力で手のひらで踊って停められない💦えーい!ってボタン押したら霊の力で音量が上がったりなんかしてね💦うわぁ! 
はぁはぁはぁ💦
「こういうときは前もって注意喚起とかしろよ~!」
リモコン握ったまま涙目で画面に向かって震える声で抗議したりして😁💦

そんなおれが今や大のJ・ホラーファンになったのはある人を知ったからでした。

三宅隆太監督

RHYMESTER宇多丸氏のラジオを聞いたことがある人にはお馴染みの人物だと思いますが、映画コーナーに監督自らこの「呪怨4」を売り込んで来たのがきっかけでこの番組の名物出演者になった方です。

普通は映画に惚れて監督の人となりを知りファンになるというのが普通ですが、この逆というのは初めてでした。

映画を観る前に宇多丸氏のラジオで話をする三宅監督におれはすっかり魅了されてしまいました。ブルボンやぬいぐるみや入浴剤の話も面白かったのですが、何といってもホラー映画のみならず映画全体にわたる超博識な話はおれの映画の楽しみ方を間違いなく広げてくれました。

三宅監督は…こういう言い方は好きではないのですが、いわゆる「見える人」で「シックスセンス」はまさに自分の映画であり、あの子と同じような少年時代を過ごしたというのです💦

おれはまったく霊感のない人生を過ごしてきて「心霊現象を信じますか?」と聞かれても、信じようにも自分には経験ないからなぁ💦と答えていたんですが…三宅さんを知ってからは「この人がそんな嘘をつくわけがない」という理由でおれも信じるようになりましたね😁💦

三宅監督の心霊に対する考え方やポリシーを知った上でこの人が作った映画を観ると楽しさ?が全然違います。

この「白い老女」もその視点から観るととても優しく悲しい映画に思えます。もちろんむちゃくちゃ怖いんですけどね😁💦世間で起きるちょっと理解できない猟奇的な殺人事件などのニュースを見る度にこの映画のことを思い出してしまいます。

宇多丸氏のラジオで、スタジオをパニックに陥れ騒然とさせたことがありました。三宅さんの「来るかもしれないから話せない」という体験談はおれが生涯聞いた怖い話の中で未だにベストワンです💦

夜中…この映画を観て「もう平気だもんね」って強がっていたら…

DVDのメニュー画面があるじゃないですか…静止画に無音でメニューが映ってるだけなのに何十秒か放置してると
いきなり
「あああああ」っていう呪怨ボイスがいきなり流れるんです💦
罠です!
「三宅~!ざけんなよ!また、ホラー映画観れなくなるだろ~💦」😁💦
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