足の怪我で引退した元サッカー選手が、少林寺拳法の達人達を集めて、サッカーを教えて、全国制覇を目指すお話。
笑いあり、涙あり、感動ありのおバカ映画で、スポ根映画としても、コメディー映画としても、かなり楽しめる作品だと思います。
CGやワイヤーを多用したバカバカしい漫画チックな描写も、当時としては、斬新で、面白かったですね。
特に印象に残っているのが、敵のチームの選手がボールと一緒にゴールされたり、チャウ・シンチーが、空中で、体を錐揉み回転させながら、炸裂したオーバーヘッドシュートが決まると共に、ゴールキーパーやゴールが吹き飛ばされて破壊されたり、ありえね~!爆笑プレイの連続に笑いが止まりませんでした。
ブレイクダンスのトーマスフレアのような開脚旋回しながらボールを操るシーンも、カッコ良くて、最高でした。
あと、次から次へとゴールキーパーが、敵の強烈なシュートで、負傷する中、パッと出てきて、超絶プレイを華麗に披露して、美味しい所をかっさらって行った、ヴィッキー・チャオがツボでした。
落ちぶれた男性達が、サッカーをきっかけに、最初は、もたつきながらも、徐々に、のし上がって行き、最後には、皆が一致団結して、一つのことを成し遂げるストーリー展開にグッと来ましたね。
なので、映画を観終わった後の爽快感が格別でした。
一致団結系の「フラガール」や「スウィングガールズ」のような王道のストーリー展開と、ありえね~!非現実的な超絶サッカープレイやギャグを組み合わせた楽しい作品だったので、最後まで、飽きずに、楽しめました♪