n0701

少林サッカーのn0701のネタバレレビュー・内容・結末

少林サッカー(2001年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

コロコロコミックの実写版みたいなくだらなさだが、重要なことを1つ説いている。

それは、少林寺拳法を大真面目に習得し、それで何かを極めたとしても、実社会や仕事ではちっとも活かすことが出来ないと言うことだ。

せいぜい、歌ネタにしたり、サッカーをしたり、ボウリングをするぐらいで、ほとんどの者は貧しく惨めな雇われの身として、こき使われる人生だ。

この物語は超遠回りに社会とは関係のない技術をいくら身につけても、夢を見る方向性を見誤ると録な人生を送れないという大変大事なことを伝えている。

さて、物語であるが、黄金の右足を持つ男はサッカー界を席巻し、後輩の頭を台にして靴紐を結ぶ最低な奴であった。
彼はある日PKを外すと、暴徒と化したフーリガンにボコボコにされ、自慢の右足を砕かれてしまう。

月日は流れ、あるチームの監督は大会6連覇を目指していた。その男に自分を「監督にしてくれる約束」をしたみすぼらしい格好の男。彼はかつて黄金の右足として一世を風靡した、あのサッカー選手であった。彼が頼み込んでいる相手こそ、彼が頭を踏み台にして靴紐を結んでいた後輩のサッカー選手であった。

後輩のサッカー選手は彼に長い時間をかけて、陰湿で執拗に仕返ししていたのだ。

監督にする話も嘘だとわかり絶望する男が町を歩くと、奇妙な男と出会う。さて、ウルトラ割愛するが、彼が出会ったのは少林寺拳法の極意を習得した中年の男で、彼は当時の仲間と共にサッカーを始める。

そして、大会に出場し、大量のけが人を出しながら、憎きライバルを倒して優勝する。

まぁ内容は全然ないし、そんなにアクションもよくないが、大事なことは言っていた。
n0701

n0701