てるる

黒い蠍のてるるのレビュー・感想・評価

黒い蠍(1957年製作の映画)
3.8
ストップモーションアニメの巨匠レイ・ハリーハウゼンの師匠ウィリス・オブライエンが特撮を担当!

ストーリーは単純。
メキシコの火山調査に訪れた学者2人が、突如出没した巨大な蠍と遭遇する。

現地女性と恋に落ちたりと要らん要素があったり、途中影絵みたいになったり、映像使い回しが多かったりする。

でもやっぱストップモーションアニメで動く蠍がもう可愛くて!

ジャケの顔とちょっと違うけどよだれダラダラ垂らしながら迫ってくる顔も愛嬌あるー。

蠍同士のバトルや、巨大芋虫とのバトルは迫力あり。
もちろんハサミで挟まれた人間がバタバタするのとか芸が細かい。

その他、地下世界とかワクワクするし、列車との衝突などなど、この時代でよく作ったなーと尊敬。

ラストは軍との戦闘で、射撃手が感電するのワロタやないかw

DVDの映像特典でハリーハウゼンのインタビューが見られたり、幻の「アニマルワールド」が観られたので大満足!
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