声に出して読みたい日本語「ほほえみデブ」でお馴染みの映画。
普段、全方位をナナメに見ることに尽力する、「さげすみガリ」をやらせてもらっている身としても、怒られないためだけにやっていた部活動とか思い出しちゃって、ブラックユーモアの「ブラック」の部分がかなり効いてしまった。かの有名な「ビリーズブートキャンプ」ですら白目を剥いてしまった私が、こんなところに放り込まれでもしたら、いよいよどうなっちまうのでしょうね。
軍曹の悪口の引き出しが底なしのせいで、一種の才能として感心してしまう。
「そうか、軍曹を権威性から引きずり降ろして、個vs.個の闘いに持ち込んだのが『セッション』なのか」
と、プロレスラーの永田選手みたいなほほえみデブを観ながら、ふと思った。