前半、爆笑しましたw
とても文字に起こせないゲスい下ネタと差別用語で、新米たちを罵る教官w
ランニングのかけ声もぶっ飛んでます。
これがビバロックの「オレンジレンジをしってるかーい」の部分の元ネタなんですね。知らなかった(°▽°)
クレイジー教官のもとで鍛えられていく新米。
その中で、まわりについていけないおデブが1人。
教官からはもはやデブ二等兵と呼ばれているw
このデブ二等兵、最初はニヤニヤしているのですが、ある日をきっかけに豹変して……
前半のクライマックスを迎えます。
後半は教官のもとで育てられたジョーカーを中心に、ベトナム戦争へ。
はじめは広報を担当させられるジョーカーですが、前線へ向かうこととなります。
デブ二等兵もジョーカーも、軍や戦争に心を狂わせられた人間として描かれているのですが、他の方のレビューにもあるように前半の方がインパクトがありまして(´・_・`)
後半の衝撃が前半を上回ってたら、より名作になってたろうに、と思います。
音楽の使い方はとてもおもしろくて、戦地にそぐわないアロハっぽいBGMや、ミッキーマウスマーチなど、映像とミスマッチな明るさがより狂気を感じさせます。
そしてエンドロールで流れるストーンズのPaint It Black(1966)で、この映画がギュッと凝縮されているようでカッコよかった…!