shibamike

見知らぬ乗客のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

そんな無茶苦茶な!と思う設定だったけれど、そこはヒッチコック。最後まで集中を切らさないサスペンス!

本作を観ながら、「サイコ」に似てると思うような箇所があり(犯人が普段は常識人、マザコンとか)、勝手に喜んだ。

テニスの試合を観戦する観客達がボールを追って右へ左へ首を振るなか、犯人だけまっすぐ凝視しているというのは素晴らしかったし、劇場内では笑いも起きていた(笑)

ラストの暴走メリーゴーランドを減速して安全に停止するのではなく急停止というのにビックリ!元はとか言えば刑事の発砲が原因だし!

ライターが話のキーポイントになるのだろうなと序盤に思わせておいて、実際そうなる。そして、犯人も人目に付かないようにしたり気を遣う。が、最後、ライターは普通に握り締めていたってどうなのか。

あと、犯人のお屋敷にテニスプレーヤーが夜、忍び込んだとき、でっかい犬いるって反則でしょ(笑)しかも吠えないし、噛みつかないし(笑)
shibamike

shibamike