ゴシちゃん

見知らぬ乗客のゴシちゃんのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.5
離婚話がコジレテしまっているプロテニスプレーヤー
列車の中で、たまたま居合わせた見知らぬ乗客と意気投合し、その男から交換殺人を持ち掛けられます。
「あなたの別れてくれない妻を殺してあげるので、私の父親を殺して欲しい」
驚いたテニスプレーヤーはもちろん断りますが、男は殺人を決行してしまい・・・

サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック 1951年の作品

最初は人の良さそな紳士だとばかり思っていた男が、徐々に恐ろしい心の裏側をみせてくる展開は、流石ヒッチコックとばかりにサスペンス映画の王道で楽しませてくれます。ジワジワとなかなか見事です。
クライマックスは遊園地で少しスペクタクルなアクションで盛り上がります。
(ヒッチコック監督 ゴメンナサイ 肝心なここのシーン 私 少し笑えてしまいました)

愛川欽也・山田康夫さん出演の日本語吹替で観賞しました。
昔のTV放送での吹き替えでは、よく音楽が差し替えられてしまって、オリジナルではない音楽が使われていたり、酷いものだとまったく別の映画の音楽が使われていたりすることがあります。
この作品も一部で音楽の差し替えが行われていました。
権利関係等の事情があったのかもしれませんが、声優陣が良かった分ちょっと残念でした。
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