雨丘もびり

見知らぬ乗客の雨丘もびりのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
4.5
これw笑って良いwのかしwらwww

【following様の鑑賞リストから選んで観てみた】
離婚をネタに強請りをかけてくる悪妻のこと毒づいてたら、聞いてた見知らぬ男が「殺しておいたよ♪」......って、えっ?!(笑)。

すごい話(゚◇゚)。

サイコサスペンスからドタバタコメディになって乗り物パニックに雪崩れ込みシニカルなギャグで幕。
どうかしてる筋だけど、飄々としたストーリーテリングで見事にまとまってる不思議。そこはかとなく可笑しみもブレンドされてて味わい良い。ヒッチコックの剛腕たるや.....発想力がどうかしてる。

完全にとばっちり受けたメリーゴーランドのおじさんスルーして良いんスか?!?!?!

面白いなーヒッチコック。またたっぷりザワつかせて頂きました。うーん、極上の非日常体験(☆。☆)。

【他人の常識は信用ならない】
ひとのこと弱ってる困ってるって決めつけて、100%善意でとんでもない行動を取って「感謝して!」ってにじりよってくる人、たまに居ます。っていうか居た、仕事関係でつい最近まで。

夜ごとLINE8連続で聞いてもないアドバイスとか(反省文や自叙伝の日もあった)、窓口の私に相談なく取引先に勝手に談判とか、マジこいつアタマ涌いてんのか?っていう先輩がね、いましたよ。
どーなったかなーあのおばさん。シタテに出て敬ってたら、付け上がられてやりたいほーだい。無能なあんたの自尊心満たすネタにされちゃ堪らないってちょっと怒ったらいなくなった。周りから警戒されてた人だったから、皆から慰められたっけ。お客様からも(*_*;。

他人のこと信用しなきゃモノゴトうまく回せない世の中、だけど地雷も混じってる。見分けるのしんどいよね~。
エビ柄の名前入りネクタイしてる人いたら、わたし絶対面白がって話しかけちゃうタイプだから、次にそういう手合いに会ったら、この映画のエンディングと同じ行動をとりますわ(笑)。気をつけまっす。

こーゆーのは映画感想文としてどーよ(^^;)。
2019年の日本に生きる私にも刺さる人間不信描写が凄いなーって、思ったわけさ。