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西部開拓史の385のレビュー・感想・評価

西部開拓史(1962年製作の映画)
4.5
やっと観れた西部劇の超大作
期待値以上に良かった!

まず何といってもそのキャストの豪華さ
グレゴリー・ペック、ジョン・ウェイン、ジェームズ・スチュアート、ヘンリー・フォンダ、ウォルター・ブレナンなどなど西部劇を観たことある人なら絶対に知っているだろう人物とヘンリー・ハサウェイやジョン・フォード監督とのタッグが既にモンスター級

そして最初に驚いたのが、映像の綺麗さ!
他の同時代の西部劇と比べてみると分かるけど本当に綺麗で西部の自然の美しさがこんな豪華なキャストと共にクリアに観れるなんて凄い...
予算も桁違いだと分かる

5話のオムニバスになっていてそれぞれ1830年代の開拓農民と自然、1850年頃のゴールドラッシュ、1860年頃の南北戦争、1960年後半の大陸横断鉄道、そして1880年のアウトローの時代と西部劇ならどこかの時代に当てはまるだろう設定が1つの作品にまとめられているとは、本当に西部開拓史というタイトルが相応しい。
西部劇初心者には大体こんな感じだということが分かるようになっているし、西部劇ファンにとっては西部の歴史を振り返るとともに西部劇の抽出した良いところを豪華スターと共に楽しめる。

何よりこだわってるのが、ジェームズ・スチュアートの知り合いとしてジム・ブリッジャーっていうワードが出てきたこと笑 いわゆるカウボーイたちの前にはマウンテンマンがいて、ブリッジャーはかなり有名。
そして無法者のパートではドク・ホリデーやヤンガー兄弟やジェシー・ジェームズ(字幕にはなかった)と実在したアウトローたちをさらっと紹介したことより西部をリアルに感じさせてくれた。
本当にこれは絶対に観てほしい!
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