ひらさま

ピンク・パンサー3のひらさまのレビュー・感想・評価

ピンク・パンサー3(1976年製作の映画)
3.5
天然と強運に恵まれた?パリ市警の敏腕⁈警部クルーゾー
ピーター・セラーズのハマり役で主役としては確か3作目、初登場した「ピンクの豹」を含めると4作目
途中、本シリーズとは別に何故かアラン・アーキン主演のクルーゾーものが1本挟まってますが、アレは何だったんだろ?
本作はほぼ全編クルーゾー対宿敵⁈元上司ドレフィスとの壮絶爆笑バトルが軸
しかも本作のドレフィスはクルーゾー憎しもエスカレートの極みに達して、ついに世界征服を目論む組織の大ボスと化す!
結局目的はクルーゾーを亡き者とする事だが…
巨大なビルも一瞬にして消し去る秘密兵器を手に入れたドレフィスは、各国を脅迫して凄腕の殺し屋たちをクルーゾー抹殺に差し向けるが、クルーゾーの強運の前に同士討ちを繰り返す
全編ズッコケ!出演者はほぼ全員コケるぞ!(笑)
セラーズもドレフィス役のハーバート・ロムも身体を張ったギャグで単純且つ献身的に笑わせてくれる
セラーズのヌンチャク捌きも見事、身体を張る以上メチャ鍛錬してたと思われます
現実世界じゃセラーズは若くしてこの世を去りましたが、ロムは90代まで長生きした
セラーズの死後ロムは主役のいないピンクパンサーシリーズにも引き続き出演
しかしシリーズの終焉と共に銀幕を去る