みおこし

恋は邪魔者のみおこしのレビュー・感想・評価

恋は邪魔者(2003年製作の映画)
3.7
ユアン祭り、まだまだ続きます!!
『ミス・ポター』で胸が締め付けられるような純愛を演じていたユアンとレネーによる軽妙洒脱なコメディ。ポスターの色合いといい、レトロな1960年代の映画風の世界観といい、絶対自分好きだろうなと思ったら、ツボでした(笑)。

『恋は邪魔者』という書籍で、仕事で男性と平等にならなければ女性は自立できないと訴えた、メーン州出身のバーバラ。瞬く間に彼女の本はベストセラーとなるが、彼女を取材しようと「ノウ誌」の売れっ子記者キャッチが近づいてくる。

オープニングのアニメから可愛くて、マリリン・モンローやシャーリー・マクレーン主演のコメディやミュージカルを彷彿とさせるレトロなセリフやシーンの数々。
「で、何が言いたいの?!」とツッコミどころはたくさんあるけど、昔のお気楽なコメディにそんなこと突っ込むのはナンセンスなのと同様、本作もそんなこと考えずに観るべし!!(笑)
可愛いなぁ〜楽しいなぁ〜って、頭を空っぽにして観られるラブコメディでした。セットもセリフもストーリーもあえてレトロに振り切ってるのがすごい。MGMミュージカルを観ている感覚になりました。

どう考えてもブッ飛んでいる超プレイボーイをユアンが嬉々として演じていて、本当に多彩な役者さんだなと改めて感動。
CAといい感じになるたびにお持ち帰り、散歩中の犬がまだ用を足さないとかふざけた嘘をついてミーティングをドタキャンしたり、着替えながら鏡に映る自分の姿にウインクしたり、他人の目も気にせず女の子のお尻を触ったり...いやー、別人(笑)。
でも最近眉間にしわを寄せてる真面目なユアンばかりを観てたから、気楽に観られて最高でした!
レネーとのコンビネーションも健在。レネーも演じる役によって七変化するから本当にすごい...。ミス・ポターでは婚期を逃したおばさんだったのに、本作ではセクシーなお姉さんっぷり炸裂。衣裳はどれもイーディス・ヘッド風のファッショナブルな装いばかりでため息が出るくらい素敵でした。

ラストは2人のミュージカルシーンも観られて最高でした!『シカゴ』『ムーラン・ルージュ』コンビの共演なんて豪華すぎる!!
全然毛色の違う作品を同じキャストで楽しむのもまた楽しい〜と新たな映画の楽しみ方を知るきっかけになったな(笑)。もっと観てたいくらいのポップな世界観、サクッと観られてオススメ。