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陰陽師 〜おんみょうじ〜のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2001年。原作は夢枕獏の伝奇小説(初出は『オール讀物』1986年9月号)。平安時代が舞台。陰陽師の安倍晴明と陰陽頭である道尊の、法術を用いたサイキックバトル。公卿・雅楽家の源博雅を演じる伊藤英明が棒読み演技なのが気になったが、役柄の初々しさには合っていたと思う。野村萬斎ははまり役。最もらしさを出すのに適切な所作と声は重要だと思った。晴明×博雅、道尊×晴明でBLっぽい見方も可能そうな演出。道尊が博雅を指して「たかが殿上人の一人ではないか」と言うが、晴明も現世での地位は意に介さない人物として描かれている。
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