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真実の行方のymsk1017のレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
4.0
"正義"を成すことの難しさ。サスペンスでありミステリー。

1つの事件を巡って色んな人間関係が絡み合い、真実が浮彫りになっていく。最初は犯人は誰だろ?と言う感じなんだけど段々と、え?そんな展開なんだ…と困惑。法廷シーンはハラハラしながら観てしまう。そしてラストの流れは完全に観客も"マーティン"になって途方にくれる。

とにかく俳優陣が今作を素晴らしいものにしてると思う!主演リチャード・ギアは「プリティ・ウーマン」のおじさまとしてしか認識してなかったけど、主人公マーティンかなりハマり役だったと思う。相手役のローラ・リニーも良かったし、精神科医にフランシス・マクドーマンド、裁判官にアルフレ・ウッダードなど脇を固める俳優陣も豪華! 

で、とにかくエドワート・ノートンが凄い!強烈なデビュー!!観ていて気持ちが良い。今までの出演作は5本くらい観てたけど特別な印象はあまり受けてなかった。でも今作を観て「アメリカン・ヒストリーX」をかなり観たくなったし今までの作品も観直したいなーと思ったりした。私はサイコパス野郎が好きだな〜(厨二)そしてノートンもう52歳か…。
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