AQUA

真実の行方のAQUAのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.7
売名で野心に溢れた弁護士マーティン・ベイルが無償で請け負った裁判、真実なんてどうでもいい結果が出せればそれでいいそんな考えのベイルだったが裁判は意外な方向に話が進み・・

大司教様が部屋で切り刻まれ殺害の世間が注目する大事件が発生、現場から血まみれで逃げ出したアーロンは逮捕されるが第三者の存在を匂わす供述をする、あやふやな供述、ほぼアーロンの仕業と断定される裁判を受け持つ弁護士はいなかったが野心に溢れたマーティンは無償で弁護を請け負うことに、アーロンのあやふやな供述にマーティンは精神科医に鑑定を依頼する。

秀逸なプロットと意外な結末、主役の弁護士はリチャード・ギア、元カノであり優秀な検事役にローラ・リニー、アーロン役に今作がデビューのエドワード・ノートン。

ノートンの演技がとてもデビューとは思えない繊細かつ大胆という矛盾のような難しい役柄を演じきっていて素晴らしいの一言に限る。

映画.com参照
野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。意外性に富んだストーリーの妙と、それを生かす巧みな演出と演技が見もの。「シャーキーズ・マシーン」の原作者として知られる作家ウィリアム・ディールの同名長編小説(福武文庫・刊)を、「ハッスル」「シシリアン」のベテラン、スティーヴ・シェイガンと「コピーキャット」のアン・ビダーマンが4年がかりで脚色。監督には『ヒルストリート・ブルース』『L.A. Low/7人の弁護士』『NYPD/ブルー』などのTVドラマシリーズを手掛け、これが初の劇場用映画となるグレゴリー・ホブリットが当たった。製作のゲイリー・ルチェシとエグゼクティヴ・プロデューサーのハワード・W・コッチ・ジュニアは、「バーチュオシティ」のコンビ。撮影は「ライジング・サン」のマイケル・チャップマン、音楽は「ウォーターワールド」「陪審員」のジェームズ・ニュートン・ハワード、美術はジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。編集はホブリットのTV時代からのコンビであるデイヴィッド・ローゼンブルーム、衣裳は「あなたが寝てる間に…」のベッツィ・コックスがそれぞれ担当。主演は「トゥルーナイト」のリチャード・ギア。共演は「コンゴ」のローラ・リニー、レオナルド・ディカプリオに決まりかけた役を射止めて本作でデビューしたエドワード・ノートン、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マホニー、「キルトに綴る愛」のアルフレ・ウッダード、「ファーゴ」のフランセス・マクドーマンドほか。

真実の行方
Primal Fear
1996/アメリカ
AQUA

AQUA