May

離愁のMayのレビュー・感想・評価

離愁(1973年製作の映画)
4.0
1940年5月、ドイツ軍の侵攻から逃れるため同じ列車に乗り合わせた男と女。男には身重の妻と娘がいるが、一等車両に乗っている。男は「男と女」「ハッピーエンド」のジャン=ルイ・トランティニャンが演じている。ユダヤ人だと名乗る女・ハンナを演じるロミー・シュナイダーが美しい。

ラスト・シーンが素晴らしい。
思いを抑えきれない。男の手と女の表情の動きはまた観たくなる。

田園光景を見ながら走る列車。列車の中の人々の人間模様が興味深い。
ウィンクをしていた娼婦その他の死があっけなかった。
May

May