次男

人のセックスを笑うなの次男のレビュー・感想・評価

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)
4.2
はー。ぼくはみるめくんとゆりちゃんのちょうど真ん中におります。年齢の話です。いつの間に!

◆◆

みるめくんの、この感じ、知ってるなあ、なんて。観ながらぼくは、ゆりちゃんに、ぼくの出会ってきた、誰を重ねていたのでしょう。ゆりちゃんに恋をして、ああなっているみるめくんの気持ちを、よく知ってるっす。
みるめくんから見た、シーソーの傾いている状態がデフォルトなこの感じ、関係に名前もなくて、相手次第なような気のする、この感じ。ずるい、あんなカミングアウト!自然に奔放に生きてるひとは無敵だ。ちょっとくらい、腹黒く、打算的にでてきてほしいのに!

猪熊さん、のでてきたあのシーン。りんごが届いてて、ゆりちゃんが指切っちゃうあのシーンを観て、痛感しました。わたしは、猪熊さんみたいな人間になりとうございます。なれないのもまた知っておるのです。ゆりちゃんみたいなひとばかり好きになるぼくは、たとえセックスができたとして、猪熊さんにはなれんのです。ゆりちゃんが空気みたいに大切にしとる、猪熊さんみたいなひとになりたいです。猪熊さんは、きっと当たり前のように生きるひとです。

◆◆

大好きなシーンは、やはり、みるめくんがゆりちゃんの家に急に来たところです。猪熊さんと和菓子を食べ、ゆりちゃんがやってくる。あらーなんつって、なんの動揺も見えなくて、あのシーンの感じもよう知ってる。「勝てないなあ」って思うんだ。勝てへんなあ、敵わんなあと。「彼女を焦せらせることもできない」からそう思うのではない!理解を超えてるからそう思うのです。

ご丁寧に、みるめくんver.をえんちゃん使って見せてくれやがって、わかっとるっちゅうねん!あんくらい驚くしあんな台詞しか出てこんわ!
この差はでかいっす。


あーごちゃごちゃうるせえなあ俺は。そういうところだとわかっとる。一言で、ばしっと。よくわからん!


あー。ゆりちゃん、元気かなあ。