こたつreboot

バニー・レークは行方不明のこたつrebootのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.6
TSUTAYA発掘良品にてお薦めされていたので借りた作品。とても良質なミステリでありました。さすが発掘良品!『TSUTAYAだけ!』と違って安心して鑑賞できましたよ!(←皮肉付き広告)

僕は寡聞にして知りませんでしたが、こういう作品があったのですねえ。1965年製作という古い作品なので現在の視点で観てしまうと色々と厳しい部分はありますが、それでも骨格はしっかりとしたミステリに仕上がっています。
ただ、難点として一つだけ挙げるならば『シンプルな題材なだけに下手な感想が書けない』ということでありましょう。作中で色々な小道具(外国土産っぽい仮面とか、修理された人形とか)が出てきますが、その感想を書くだけでも未見の方々への印象操作にならないかどうか、本当にドキドキであります。
いやはや、ミステリのあらすじとかキャッチコピーを考えるのは大変な仕事ということが実感できます。

あ、そうそう。ネタバレに抵触しない範囲の感想として、1965年のイギリスの雰囲気を味わうのも本作品の楽しみ方だ、ということを書いておきましょう。当たり前のことですが、買い物袋がビニール袋じゃないんですね。主人公が紙袋を抱えている姿が、なんだか懐かしくて愛おしく感じてしまいました。
また、テレビの中に登場するミュージシャンも良い感じです。当時はビートルズ全盛期だったはずですから、それも念頭に置いて観てみると、色々と発見があるかもしれません。

えー。そんなところで。
未見の方は余計な情報をシャットアウトして鑑賞してくださいね。