Yukiko

バニー・レークは行方不明のYukikoのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.6
2018年8月19日
『バニー・レイクは行方不明』 1965年製作
監督、オットー・プレミンジャー。
マリリン・モンロー主演の『帰らざる河』の
監督さんである。

ロンドンの保育園。
アン・レーク(キャロル・リンレイ)は引っ越したばかり。
娘バニーが保育園に登園した初日、アンは迎えに行くが、
そのような子はいないと保育園の職員から言われる。
誰もバニーに会っていないと。
アンの兄のスティーブンが一緒に探してくれるが
見つからない。
警察も捜査に加わるが、バニーの存在を疑う。
次第に、アンの妄想か!?となっていく。


ストーリーは面白い。
似たような展開の映画にC・イーストウッド監督の
『チェンジリング』がある。
アンジェリーナ・ジョリーさんが熱演をしていた。
この映画では、警察が違う息子を連れて来て、息子が
違うと主張する主人公を妄想だと決めつけ、狂って
いると精神病院に入院させられたよね。

こちらの映画では、『チェンジリング』ほどではないが
同様に疑われ、妄想だと言われ、アンが心理的に
追い詰められていく。

さて、真相は?

兄が前半と後半とで雰囲気も態度もガラッと変わり過ぎ!
そこが不満かな。わざとらしいよ。
もう少し抑え目な態度で、静かな恐怖…ゾクゾクする
怖さ…のようなものを魅せてくれれば…と思った。
白黒映画です。
Yukiko

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