Haman

バニー・レークは行方不明のHamanのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.9
4歳児バニー・レークが保育園初日に行方不明。
初日ということもあり保育園の職員はバニー・レークなんぞ知らぬ存ぜぬ。さらには家にあったバニーの荷物までも消える始末。パニックになった母アンの情緒不安定な姿も相まってバニー・レークは本当にいるのかしらんとなっていく。
アンは"バニー・レークはいまあああす"と娘の存在を証明することに奔走。もはや娘を探すのではなく娘の存在を証明することに躍起になっているきらいすらあるのです。

いやババア犯人お前だろ、いやジジイ犯人お前だろという変質的なジジババがグイグイくる。ロンドンこわい。
アメリカから引っ越してきたアンがバニー(兎)を追って不思議の国ロンドンに迷い込んだという風にも見えるかな。
この変人たちに惑わされて展開がまったく読めないので完璧なかたちでサスペンスしてるのです。

とりあえず人形修理おじちゃんの家が最高にゾクゾクするので、あすこを舞台にホラー映画を撮ってくれと思う次第です。
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