バニー・レークは行方不明の作品情報・感想・評価

「バニー・レークは行方不明」に投稿された感想・評価

町山智浩のVIDEO SHOP UFOでやっていたので観た。

『妻は告白する』みたいなヤバい女映画かと思ったら全く違うところに着地した!

面白いサスペンス映画。
人間の描写に深みは無い。
このジャンルとしてはとても良くできているのかもしれないけど、ジャンルの限界を感じた。
映画全体と比べて星をつけるなら3.6
ルー

ルーの感想・評価

3.5
この作品イギリス映画なんですね.
娘がいなくなり被害者なのに、周囲がバニーを見たことが無いために、元々娘のバニーはいなかったのに騒いでいるのでは?と逆に疑われてしまいます.
被害者が必ず同情されるとは限らないどんどん追い詰められる心理が怖いです.
ブランコでの駆け引きが面白い!
タイトルのソール・バス、ゾンビーズの曲が洒落ている.
Yuuki

Yuukiの感想・評価

4.0
シングルマザーのアンはロンドンに越してきた。娘のバニー・レークを保育園に預けて荷解きなどに追われるうちに、保育園からバニーがいなくなってしまう。全く手がかりは無く目撃者もなく、警察も完全にお手上げ状態。挙げ句の果てには「そもそもバニー・レークなんか存在するの?あんたの妄想とちゃいまんの?」と疑われてしまった…!そんなアホな〜!信じて〜!娘どこ〜!?な話

60〜70年代の映画はほぼ見ないんですが、人間消滅モノとして今でも語り継がれる完成度をはじめ、filmarksでの評価の高さ、シンプルだけど不安になって忘れがたい人の形を模したポスタービジュアル、意味深な邦題などが気になって気になって見てみた。おもろい!!金字塔!!!すごい!!!びっくりした!!

アンが終始オドオドして不安だらけの表情や言動に、最初からバニーの姿をこちら(視聴者)にすら出さずに消える、捜査もなしのつぶて、アンが子供の頃にかつて「バニー」という名のイマジナリーフレンドを作っていた…となってはもう警察と同様に「アンの妄想や…」という気分にさせてくれつつ、そこからこんな風に転がっていきます!?!?と衝撃を受け、本当にまんまと作り手側の思うツボのような反応になってしまいました。この不安と不気味さを煽るストーリーラインに加えて素晴らしいキャストの演技、そして50年以上前なのに今でも通用するこのトリックと演出は映画の本質的な面白さを再認識させてくれました。やはり映画は「良い」…!

意外にもレビュー数が少ないこともあり、今更ではありますが未見の方は是非この衝撃を味わっていただければと思います!カンの良い人は読めるかもしれませんが、私はよっぽどのことがない限り予想が当たらないので楽しめました。話変わるけど、アップデートを経て少しテキストのサイズ小さくなったかな?
メル

メルの感想・評価

4.2
オットー・プレミンジャー作品というのと、皆さんの評価が高いのでずっと気になってました。
オープニングの斬新さからラストまで見事なデザインとよく練られたストーリーでとっても面白く、見入ってしまった。

アメリカからロンドンにやって来たばかりの母親が4歳の娘バニーを保育園に預けたその初日にバニーの姿が消えた。

「バニーの姿は見てない」という保育園の関係者は誰も彼も何処となくぶっきら棒で、警察もその内にはバニーの存在自体を疑い出す。

保育園の職員、図々しい大家、警察官などを英国俳優でしっかり固めていて中でもローレンス・オリヴィエの演じ過ぎない演技は作品の中で重みを感じさせています。

そのローレンス・オリヴィエが疲れきった母親をパブに連れて行き食事をさせるのですが、パブのTVからはゾンビーズの音楽が。
私の知っているゾンビーズは'' Time of the Season ''だけなんですが何だかワクワクする映像でした。

最後には色々と納得させられ、そしてヒッチコック作品の様に底知れぬ怖さにゾゾッとさせられます。

後記
あまりの懐かしさに'' Time of the Season ''をYouTubeで聴いていたら昔のG.Sカーナビーツのヒット曲'' 好きさ 好きさ 好きさ ''はゾンビーズの'' I lovo you ''のカバー曲だったW(`0`)W この曲はこの映画と同じ年の1965年の曲。
映画の中のこの時代にこんなポップな曲を作っていたとは…。
harumijano

harumijanoの感想・評価

5.0
なにこれめっちゃオモロイやん…

保育園に預けたはずの娘がいなくなっていた…
保育園の先生も誰も娘を見たことがないと言うし、名簿にも娘の名前は無く、その他目撃情報もない。ましてや家にあったはずの娘の生活用品もいつの間にか無くなってて、“娘がいた”という痕跡、証拠が何一つない…

展開はもちろん、「初めから娘などいなかったんじゃないか?」という母親の精神疾患(娘がいるという空想)が疑われる訳だけど、ここからがおもしろい。。。


ネタバレになるからあまり言えないけど。



病院から抜け出すシーンはハラハラドキドキ、庭での遊戯はゾワゾワっとくるような演出。
カメラワークも秀逸で、不気味さは最高潮に達する。
そこからのエンディングの静けさがまた良い。
「白黒じゃん。時代が古いよ。」
そんな事言わず見るべし、見るべし。白黒がむしろいい味出してるんです。
全き良作なり。
上旬

上旬の感想・評価

5.0
こんな傑作に出会えた喜びに今震えています。素晴らしい。早くも今年旧作ベスト。

こういう話って確かに引き付けられるしドキドキするけどオチでずっこけるパターンが多いけどこれは違う。むしろオチが怖すぎる。

自分の価値観がグラグラと揺さぶられる感覚になる。人間が存在するってどういうことだろうと考えさせられる。これほど騙された映画はない。次々と疑念が湧いてきて、それがどんどんひっくり返される。

音楽が秀逸!この時代の、というよりは今の映画でもあんまり見たことない使われ方。

ほんっとに面白いのでみてほしい!
映画評論家の町山智浩氏が自著の『トラウマ映画館』で最初にセレクトした推薦作品。幼い娘が異国で行方不明。そもそも初めから実在しなかったのでは?…アルフレッド・ヒッチコックばりのミステリー、サスペンスに終盤は驚きの展開。日本ではDVD発売もされてないレア映画なので、希少価値があります。いまアマゾンプライムで低価格で視聴できます。

ストーリーは、英国に幼い娘バニーを連れ移住してきた若い母親アン・レーク。幼稚園にお迎えに来て娘がいないと騒ぎだす。園側はバニーという子は預かっておらず園児名簿に名前もないという。捜査に乗り出した警部は手がかりもなく、母親の言動に不審な点が多いことから、消えた娘というのは、そもそも彼女の妄想ではないかと疑い出す……。

名優ローレンス・オリビエが警視役、『2001年宇宙の旅』(68年)でボウマン船長役のケア・デュリアが兄役で出演しています。動画は予告編より。隠れた怪作です。
YU

YUの感想・評価

3.7
行方不明になった我が子を
血眼になって探すシングルマザーと兄の話。


「バルカン超特急」のような、いた人がいない。本当にいる?誰が嘘つき?バニーは存在してるの?とハラハラしながら観れる作品。
oka

okaの感想・評価

4.0
「父は警官で私を大学に行かせた。詩人にさせたかった様です。私が警官になると言ったら、父は孤独だぞと。まともな人間は寄ってこないとね。本当でしたよ」孤独なのは、バニーとはぐれたアンだけではない。警視、家主、老婦人、そしてスティーブンもそう。孤独が人格を形成する様を巧みに描いた、唯一無二のクライムスリラー。
竹

竹の感想・評価

3.6
キア・デュリアもキャロル・リンレイも造形がおそろしく美しいので思わず息をのんでしまう距離感にドキドキしたりしてしまった。ある意味それもひとつのミスリードだったわけだけど、キア・デュリアの無機質で温かみのない表情が最高でした。
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