トランスマスター

仁義なき戦い 広島死闘篇のトランスマスターのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)
3.0
今回は主人公が変わり無銭飲食でテキヤグループにリンチあった男が、その報復のためその食堂の娘の血縁で敵対組織の博徒に入る事を決意。その後主人公の不器用な生き方が功を奏したり、仇となったりして翻弄されていくストーリーです。前作よりも喧嘩のシーンが泥臭くなっています。

◆良い点/注目ポイント
・ヒロインの梶芽衣子がガチで綺麗。割烹着姿であれだけの魅力はすごい。昭和な感じが全然しない。現代劇でもいけちゃうレベルです。
・若頭の成田三樹夫の存在感やカリスマ性が秀逸です。このシリーズに共通して言えることは兄貴分が親分より徳を兼ね備えています。

◆改善点
・会話が広島弁のためボリュームを上げると不意の銃声の大きさで近所迷惑になります。
・まだ拳銃の発射タイミングで腕を前に突き出す動作があり違和感があります。

◆総括
・この映画を観た収穫は、なんと言っても梶芽衣子に尽きます。彼女の事が頭から離れずネットで調べたところ2つの事柄にたどり着きました。
一つ目は彼女の主演映画の『女囚さそり/701号怨み節』のさそりというキャラが『愛のむきだし』のさそりさんのモデルだという事を知った事。
二つ目はこの『女囚さそり/701号怨み節』の主題歌[恨み節]が『キル・ビル Vol.2』のエンディングの曲だったという事。
パート3も観ちゃいます^ - ^