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仁義なき戦い 広島死闘篇のマーチのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)
3.7
【省略レビュー】

なるほど、番外編的な扱いの作品なんですね。広能が脇に徹し、北大路欣也と千葉真一を主軸に話が展開していくのですが、二人がまあ生き生きしている!!笑
特に千葉さんの暴れっぷりが強烈で、グラサンとハットと衣装のチョイスも役にピッタリハマっててキャラクターが凄く際立ってた!

切ない結末にやられたし、北大路欣也さんの若い姿にビックリ…全然顔違うから分からなかったよ。笑 無鉄砲な若者らしさを漂わせ演技が素晴らしかったし、広能との関係にはワクワクさせられた。

梶芽衣子さんが美人すぎてビビった…いやもうそれはそれは美人でした。笑 色気ハンパないよね!

ストーリー的にも面白かったし、暴力を行使する際の間なんかも絶妙で良かった。
「ええ男になれよ」という名台詞には圧倒されたし、山守のような頼りない男が上にいるんじゃなくて、(今作は)ちゃんと威厳のあるタイプの人が上に君臨していることで全体的に緊張感も保たれているので一切気が抜けなかった。

唯一残念だったのは、あのテーマソングが聴けなかったこと…あれって1作目だけしか流れないの?!

🐕犬肉の焼肉のくだりは今作で1番笑ったところ! コントかよ!!笑

広能が出てくる場面で、北大路欣也と千葉真一が出てきた時以上に興奮している自分がいたので、やはり私は広能主軸の物語が好きなんだと思います。今作は今作で面白かったけど。


【p.s.】
忙しくてレビューをしっかり書く機会が無いので短めに今年観た作品のレビューを投稿しています。
暇があれば正式なレビューと入れ替えますが、きっとそんな瞬間は訪れないでしょう。
だって、私ですからね。
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