ゴン吉

太陽の季節のゴン吉のレビュー・感想・評価

太陽の季節(1956年製作の映画)
4.0
石原慎太郎の小説を原作として映画化した湘南の海で繰り広げられる青春ドラマ。
主演は長門裕之と南田洋子。
石原裕次郎のデビュー作。 

高校生でボクシング部の津川竜哉は、仲間と共に東京でナンパする。
その後、竜哉は、ナンパした一人の女性と付き合うようになり、ひと夏の間、湘南の海で関係を深め、夏のシーズンが終わるころ、彼女は妊娠するが…… 

竜哉は軽い気持ちで彼女と付き合うが、彼女も駆け引きしながら竜哉の気を引こうとする。
当時の金持ちの子息はこんな関係だったのでしょうか。
現代の感覚とは少し違うように思います。
もっとも原作小説は芥川賞を受賞しましたが、当時も賛否両論だったようです。 
スクリーンでの二人の関係は別として、私生活ではめでたく幸せのゴールイン。
石原裕次郎のデビュー作として有名ですが、脇役で出演シーンも少なく、あくまでも主役は長門裕之です。

「バカヤロー! あんたたちにゃ、何もわかりゃしないんだ!」  

2021.6 BS日テレで鑑賞
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