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スペシャリストのShoのレビュー・感想・評価

スペシャリスト(1969年製作の映画)
3.5
どんな展開を見せようと、比較的マカロニウェスタンに耐性のあるボクが衝撃を受けた、「殺しが静かにやってくる」のセルジオコルブッチ監督作品。

主役のハッドは、悪者にいたぶられてる人たちを助けておきながら、寄ってきたら関係ないと突き放すSっぷり。
人ん家にズカズカ上がり込んで勝手に物色するあたりもS。

兄がリンチされた街に戻ってきたハッド。この街は銃の所持はご法度。
彼が戻ってきた目的は兄の復讐??

途中、最近よく喰らう年増ババァの色仕掛けあり。
お風呂に入りながら相談とかあるわけねぇだろと思いつつ、ババァと知りながら目で追ってしまうどうしようもない男のサガに涙(;_;)

これ以外にも、メキシコ人ディアブロと保安官のナゾの石頭対決があったり、相変わらずマカロニウェスタンはストーリーに不必要と思う場面多々あり(良い意味で)。
あ、ババァの入浴シーンも多分いらない。

脱走 撃ち合い おしまいと思いきや、ナゾの集団ハダカほふく前進。
これがホントにナゾ。

↑なしで、燃やしておしまいで良かった気がしますが…。
4人組に向かっていくシーンなんて、用心棒のオマージュみたいで良かったのに。

ちなみにマカロニなので、主役のスペシャリスト感はほとんどお目にかかれませんのでご了承ください。
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