いめーじ

ヴィデオドロームのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

過激な作品を流すテレビ局の社長が偶然に受信した拷問映像の謎を追っていく話。現代的にはネットで見かけたエロ画像の元ネタを探すようなものか。

幻覚シーンがなんとなく幻覚らしくないのだが、幻覚を現実にする力が出てきてからは正しい見せ方だったのかと感心した。
ボコボコ出血しまくって死ぬのがスゲー気持ち悪くて素晴らしい。
テレビは現実以上に現実だという考えは興味深いし、わざわざ繰り返し見せるラストからして、テレビの与える影響がテーマにあったのだろうな。今ならンターネットで捉えてもいい。実際フィクションは充分に現実と地続きだ。
これを観てブラウン管テレビに性的興奮を覚える人が1人でも生まれれば大成功でしょうね。
構成はイマイチだったけど好き。