茶一郎

ヴィデオドロームの茶一郎のレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.6
『DVD killed Video Star』

 デヴィッド・クローネンバーグのキモ〜いビジュアル。リック・ベイカーの特殊メイクが光る。
『テレビばっかり見ているとバカになるよ!』とよく言われたものだが、今作ではビデオを見ると洗脳、危険な幻想を見るようになってしまう。監督自身が撮ってから20年後に意味がわかったとういうように様々な描写は難解。難しいかもしれないが圧倒的なビジュアルは見る価値あり。

 
 クローネンバーグは明らかにパソコンとインターネットぼ登場を予期している。「裸のランチ」も同様にインターネットの存在を予想していたが、今作でもハンドルネーム、匿名でのコミュニケーションの描写がある。
 お腹が女性器のようにパックリ割れたり、手と拳銃が合成したり、波打つビデオとブラウン管は今見ても色あせない。
劇中で描かれるものはテレビからネットに変わっても伝わるものがある。とにかくキモいですが、それは今のテレビ同様『嫌なら見るな』ですよ。