心が破裂しそう。
その言動から醜悪で不快と感じる主人公。
セルビーとの生活を夢見て築いていた心の中の城が徐々に崩れてゆき、セルビーからの依存にも応えられなくなり、
彼女を守るために退いたアイリーンと、
自分を守るために弾いたセルビー。
利己的であっても、それでも愛する人のためと行動し崩れてゆき、生き別れをしなくてはならないアイリーンを見ていると、
心が破裂しそうになる。
モンスターは誰なのか。
方法は間違っていても愛する人のために死んだアイリーン。
本人は自覚しないまま終始自分のために生きたセルビー。