日輪の遺産の作品情報・感想・評価

「日輪の遺産」に投稿された感想・評価

外は雨

外は雨の感想・評価

1.6
嘘くさい。嫌いなタイプの映画。浅田次郎の書く小説が原作となった映画は大体生温い。作者の押し付けがましいセンチメンタルな思想が盛り込まれたファンタジーというか虚構が一定の層には涙を誘うようなその作為的な「作り」が本当に嫌い。この作品もそんな感じ。ウェットが過ぎる。
マッカーサーの財宝を隠匿せよ!
密命にかかわった軍人と20人の勤労女学生の物語
“歴史に翻弄された”とは、こういうことなのですね
17

17の感想・評価

3.0
土屋太鳳ちゃんが出てると知り2度目の鑑賞。
何度見ても苦しい。
aoao

aoaoの感想・評価

3.0
テーマと演技は良かったが、途中から、ただ長いたいう印象。
山下財宝にもっと焦点を当てた方が良かったのではないか?
スンナリとあのマッカーサーが財宝を見つけたのに諦めたのは、解せない。
Tetsuya

Tetsuyaの感想・評価

4.1
もっと早く観るんでした。
アクションや演出の派手さはないけれど、戦争の本質的悲惨さが十二分に伝わって来るズッシリ重い作品。

年月を経て、当事者が昔話として出来事を語るパターンはよくある感じ、でも本作はキャスティングのバランスが良くて、それぞれがその後どうなったのか最後まで気になってしまった。

好きな戦争映画が増えた✨

このレビューはネタバレを含みます

土屋太鳳が出演しててびっくり。
この頃から美少女。しかもまた軍人の娘で秘密を一生護り日本の未来の為、少女達に自決を進めるいう重要な役所。最後に少女達が自決した意味が分かると今では到底考えられない日本人の心が身に染みる。
マッカーサーの秘宝。浪漫を感じる。
Minori

Minoriの感想・評価

3.2
思想や考え方は、いとも簡単に操作されることなのだということを感じました。原作も読んで見たい。
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

2.5
悲しすぎる作品。
KR

KRの感想・評価

2.6
元在日アメリカ軍司令、マイケル・エツオ・イガラシの家。
日系二世で、マッカーサーが来日した際に通訳をした人物。
センスの良い家で、不自由ない余生を送っているように見えるが、何か過去があるらしく、記者から取材を受けている。

あの夏、ポツダム宣言受諾要求を受け、対応を巡って紛糾する各省。
しかし天皇陛下は既に受諾を承認しておりそれを知る者は数名のみ。
マッカーサーの秘密財産を隠匿しろという特命を受けた、真柴少佐、小泉中尉、望月曹長の三名。

望月曹長の「むしろ兵隊にとって、理由は何でも良いのであります。自分の死が無駄ではないという大義名分があれば、結構楽に死ねるものであります。」という達観したような台詞は印象的。
敗戦を薄々でも感じ取っていながら戦いに出る兵隊の気持ちというのは、簡単には想像が及ばない。

12、13才の少女たちが無邪気に歌う軍歌が悲しい。疑いを知らぬその純粋さゆえに、秘密任務に駆り出されてしまう。担任教師も本当の任務を知らない。

自分たちが今どういう状況にあるのか、少年少女たちは分かっていたはずもない。
役人でさえ、日本は神国なので敗けないと固く信じている時代。

武蔵の「森」の奥で、少女たちと暮らすうち、特命を受けた三人の心情に様々な変化が現れる。

そんな中、ポツダム宣言を受諾し、特命を完了後は少女たちと教師を毒殺せよとの任務が伝令される。
しかし真柴が阿南大臣のもとへ行くと、それは反乱軍による偽の命令であることが分かった。

しかし少女たちはその偽の伝令書を見てしまい、受け入れてしまう。
その場にいなかった三名と、担任と級長の久枝の決断は……。

望月はこうも言う。「こんな風に国を焼き尽くして、女・子どもまで駆り出して、挙げ句の果てに殺してしまえだなどと言うのは、これはもう戦ではありませんよ」

阿南はいつも、映画では好人物に描かれることが多い印象。真柴にも最期のメッセージを託す。いくつか作品を観ていくと、少なくとも世間ではそう捉えられいるのだ、ということが分かる。

全員被害者とも言える。それぞれが運命に大きく翻弄された。

中村獅童がなかなか良い。兵隊役がとてもハマる。特に、下級の兵士で強い意志や覚悟を持つ役は何でも似合うと思う。

若い時のイガラシ役・三船力也も良い。三船敏郎の孫。表情の変化は少ないが、不思議な存在感がある。久枝の言葉が態と分からないふりをしたりと、重要な役柄。

戦後の小泉元中尉の、有無を言わせぬ交渉シーンも凄い。
三名はそれぞれ、身を呈してあの少女らに忠誠を誓って生きたようだ。

日本はいつか経済でアメリカに勝つだろうという予言が、個人的には今となってはやや虚しいというか、耳が痛い。
そんなにも大きな希望を抱いて死んでいった多くの人々が、果たして今の日本に満足しているかと考えると、何だか申し訳ない。


一誠以貫之……いっせいを以って之を貫く、と読むらしい。一誠以貫の派生だろうか。阿南大臣の部屋に掛けてある。

All the world's a stage, and all the men and women merely players. Byシェイクスピア
世界は一つの舞台であり、みなその役者だ。
……東部軍司令官・田中の言ったセリフ。

七生報国……しちしょうほうこく。楠木正成が自害の時に言った台詞。大東亜戦争で多用された。少女が配る鉢巻きに書かれている。
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