当時の社会の不平等さに憤りを感じる… こんなにも資本家と労働者に格差があったのかと思うと、生まれた瞬間から優越がつけられ人生が決まってしまうんだなって。
労働者として反政府主義を謳う父の姿を直接見…
19世紀末。絵画を纏っているように感じさせるフィレンツェの街を背景に、激動の時代を生きる主人公の半生とは対照的な柔らかな色調で綴られる物語。
反体制的な思想を持ち、家族を顧みない主人公に亡き父の姿…
20世紀初頭のイタリアのフィレンツェを舞台にしたもので、労働活動家の息子が主人公。
労働闘争を軸に恋愛あり不倫ありと、戦争とは違った激動の時代の青春物語が描かれる。
70年代の女優オッタヴィア・ピッ…
東急名画座という映画館が映画祭やってて、そこで観た予告編以来ずっと気になっててやっと見れた。堂々としたメロドラマで年上女との恋や不倫なんかあって主人公がモテまくる。それでもついていく妻が凄い。オッタ…
>>続きを読むフィレンツェの街が最高のセット。
モリコーネの憂いに富んだメロディがムーディで少々こそばゆく、ありとあらゆるバージョンで鼓膜を震わせる。
マルクス主義思想のヨーロッパ中への拡散とプロレタリアートの…
モリコーネのスコアは何回も聴いていたが、本編は初の幻的作品。モリコーネはほぼ1本のメロディで通す。作品はイタリアらしい艶で通すのかと思えば、ストライキが主軸で、でもそこは興味深し。ただ腑に落ちない展…
>>続きを読む