ハレルヤ

JUNO/ジュノのハレルヤのレビュー・感想・評価

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)
4.0
16歳の女子高生のジュノ。思いも寄らぬ妊娠をしてしまい、自分の子供を引き取ってくれる養父母を探すことに。その過程で自分にとって大切なものを学んでいくドラマ。

物語自体は至ってシンプル。しかしこの映画が描くテーマは多岐に渡っていて色々と考えさせられます。妊娠の事から始まり、そこから親子の事。夫婦の事。恋愛の事。様々な家族像が描かれていて、予想以上に深い内容でした。

エレン・ペイジがブレイクするキッカケになったのもよく分かりますし、彼女以外にもマイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、J.K.シモンズと豪華キャスト。そしてジュノの継母を演じたアリソン・ジャネイですが、劇中で検査士の人に喧嘩売る場面では、「アイ、トーニャ」でのあの鬼母が頭を過りました。笑

雰囲気はずっと悪く言えばダラダラ。良く言えば肩の力を抜いた感じ。コメディらしさも取り入れられていて見やすさはしっかりとあります。

そんな派手さなんか全く無い映画なのに、全米で2億ドルを超える大ヒットになったのは凄い。Blu-rayが300円で売ってたので購入しての初鑑賞でしたが、かなりお得な買い物したなと思っています。笑
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