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(500)日のサマーのkouseiのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
3.4
500日間を細かく日数カウントして、日数毎に場面が切り替わる…
日数がかなり前後するので、関係が冷めきっていたり、ラブラブだったり高低差が激しかった。
愛の全盛期と劣勢期を交互に映し出していた「ブルーバレンタイン」と似た構図になっています。

とにかく悪い女だなぁ〜
「真剣な恋はできない」ってサマーは割と序盤にトムに対して言ってるんですよね。
でも、トムはここまでの関係を築いたから簡単に離れられず、ずるずるといつか付き合えるだろうという気持ちで付き合ってた。
そして、あの結果ですよ…

トムが言う通り、映画や音楽で理想的な恋を見せつけられているので、理想と現実のギャップに打ちのめされる。
トムは恋愛経験ないし、尚更期待してしまう。ミュージカル気分になってたし。

本作はダスティン・ホフマンの「卒業」を観てから観るべきかも。。
「卒業」を鑑賞してサマーが泣いた理由も色々勘ぐっちゃいますね 
普通は泣かないでしょあの映画!

カチューシャ姿のズーイー・デシャネル可愛かったなぁ笑
見た目天使だけど、中身は…
まだ観てない方はぜひ!
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