500日間続く夏の話かなと思ったら、サマーと言う名の女性との500日間だったんですね。甘さよりも苦さの強いラブコメディでした。
建築家になるのを夢見るグリーティングカード会社で働いているトムは、新たに入社してきたサマーに一目ぼれをします。トムはサマーにアタックし、恋愛関係になったかと思うのですが、サマーにとってはただの友達でした。トムの前には、恋愛と友情の間に果てしなく広がるグレーゾーンが大きく横たわります。
サマーとトムは、とてもかわいらしくて仲の良いカップルです。IKEAの生活シーンデートなんてとてもいい雰囲気です😄。しかし、残念ながら、サマーはボーイフレンドを持つ事に全く興味がありません。
デートしたり、キスもしたりしているのに、サマーはただの友達と言い張ります。こういう線を引かれると、男性は悩むとだろうなあ。トムが悩んだり、怒ったりするのもよーくわかります😅。
それに、愛してるって、言えないのがつらい。もし言っちゃうと、ボーイフレンドのいらないサマーを失ってしまうかもしれないという怖さもあります。
トムを演じている男優の表情が素晴らしいなと思います。特に、せつない笑顔の表情がとっても良かったです😄。
500日間が順に進んで行くのではなく、ドラマ性を高めるために前後します。そのたびにカウンターが出るので、今この辺ね時期なのねとわかるのは、面白い演出ですね。
さて、私は、男性ですし、トムに共感しちゃうので、見ていてちょっと辛いところもありました。切ない恋愛ドラマが好きな人にはいいお話なのかもしれませんね😄。
